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日本の食料自給率が低下・減少した原因を、やさしく解説

現在、日本の食料自給率は大きく低下しています。

昭和40年では約70%であった食料自給率は、現在では約40%(カロリーベース)ほどになり、「日本の食べ物がこのままではなくなる?」ということも、大げさではありません。

そこで今回は、食料自給率が低下した原因と、食料自給率が向上する対策法をやさしく解説していきます。

 

食料自給率が低下・減少した原因

1 「安い」輸入品の増加

輸入食材は、人件費が安く・広い土地でまとまった生産ができ・気候も安定しているため、全体的に日本よりも「低価格」なものが多いです。

そのため、最近では目に見えやすい例として、業務スーパー・コストコなどといった「激安」の輸入食材も大変増えています。

 

また、目に見えにくい例として、食品メーカーが値段を抑えるために輸入品を多く使っているケースがあります。

 

☆スナック菓子の小麦
☆調味料メーカーの大豆
☆食用油(原料はほぼ輸入)
☆肉(輸入と国産では、100gで100円以上の差が出る)
☆魚

 

こういった、日本の大手メーカーなども、値段を下げるために積極的に輸入食材を使用します。

 

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2 格安の「外食」が増加

最近では食料自給率の問題のほかに、「外食率」の問題もあります。

最近は家で料理を行わず、外食に頼るご家庭も増えています。

 

☆外食に頼る

☆外食のほとんどが安くするために「輸入食材」
(一部の例外あり)

☆食料自給率の低下

 

外食店は一部の例外を除いて、値段を安くするために「輸入食材」を積極的に使用しているため、外食の増加も、食料自給率の低下に大きく結びついています。

 

【参考】
外食産業が増加した理由・影響をやさしく解説

 

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3 日本の農業が衰退

食料自給率低下の大きな原因として、日本自体の生産量が減っている現状があります。

 

特に、日本は65歳以上が全体の2/3を占めており、沈みかかった船の状態になっています。高齢者が大半を占める農業では生産量がどんどん減少し、このままでは50年で生産量が半分以下になってしまうとも言われています。

 

【詳しくはこちら】
このままだと農業が無くなる!?現代の「農業問題」について解説

 

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※ 高齢者の方も、パン・パスタが主食?

現在でいう高齢者世代の方に「当時のご飯」の話を聞くと、お米と味噌汁かと思いきや、意外にも「パン・パスタ(乾麺)を沢山食べた」と聞きます。

 

意外ですが、給食をはじめとして高齢者の方が「パン・パスタ」を主食としていたことも、食料自給率に対して影響を与えているのでは?との声もあります。

 

 

※ 「元」をたどるとほとんど輸入品?

例えば国産の食べ物も、「元」をたどるとほとんどが輸入品なのではないか?と言われています。

 

☆野菜を育てるための肥料・農薬
☆家畜のごはん

 

これらを考えると、「実枠」の食料自給率は40%より低いと言われています。実際、家畜の飼料に関してはほとんどが輸入品のため、原料を踏まえた食料自給率はびっくりするくらい低いと言われています。

 

 

※ TPPも関係する!?

今後は、TPPの可決により輸入品の関税が減る・無くなるため、さらに輸入食材が増えると予想されています。輸入食材の値段が下がると、さらに食料自給率は衰退するのでは?と危ぶまれています。

 

【参考】
【TPPとは?】TPPによる農業への影響をやさしく解説

 

食料自給率低下・減少の原因 まとめ

1 「安い」輸入品の増加
2 格安の「外食」が増加
3 日本の農業が衰退

※ 高齢者の方も、パン・パスタが主食?
※ 「元」をたどるとほとんど輸入品?

 

食料自給率の低下にはさまざまな原因がありますが、大きくいうと上記になります。

しかし、これらの現状に対して食料自給率を上げるために、国産の食べ物を勧める活動(道の駅・ふるさと納税・六次産業化など)が多いことも現状です。

そのため、ぜひ「食料自給率が低い」問題を知るだけでなく、問題を知ったうえで「どう改善するか」も合わせて勉強してみてください。

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