通常、鶏ハムは鶏ムネ肉のみで作るのが一般的と言われていますが、今回は鶏ムネ肉・鶏もも肉を重ねた、旨みが最高の鶏ハムの作り方を紹介します。
ヘルシーなのにもかかわらず、食べ応えとコクが一段階増すため、かなりおすすめのレシピですので、ぜひ参考にしてみて下さい。
1 youtubeで「鶏ハム」レシピをご紹介!
2 「鶏ハム」の材料(1本分)
- 鶏胸肉 1枚
- 鶏もも肉 1枚
- コショウ 適量
- バジル 適量
- 塩 小さじ4
- 砂糖 小さじ4
(塩と砂糖は鶏肉1枚につき、小さじ2ずつ)
3 鶏ハムの作り方
① 鶏もも肉は皮をそぎ落とし、余計な脂肪分を取り除く。
② 鶏胸肉も皮をそぎ落とし、余計な脂肪分を取り除き、観音開きにする。
③ ①と②の全体に切れ目を入れ、全体が広げやすいようにする。
④ ③を砂糖→塩の順番で、表面各小さじ1・裏面各小さじ1かける。
⑤ ジップロックに入れて40分、冷蔵庫で寝かす。
⑥ 外側が鶏もも肉・内側が鶏胸肉になるようにラップを使い、丸める。(このタイミングでコショウとバジルをお好みでかける。)
⑦ たっぷりのお湯に⑥を入れ、弱火で30分煮込む。
⑧ その後火を止め、1時間ほど余熱で加熱して完成!
4 調理のポイント
4-1 鶏ハムは鶏胸・鶏ももの両方使う
今回は鶏胸肉・鶏もも肉の両方を使いました。
鶏胸肉だけであると味に「コク」が出にくく、また鶏ももだけであると「食感」や「味が出すぎる」傾向があります。
そのため、鶏ハムは鶏胸肉・鶏もも肉の両方を使うことにより、お互いの弱点を埋めあい、とてもバランスの良い食感と味に仕上がります。
4-2 砂糖→塩の順番で振り掛ける
鶏肉には、砂糖→塩の順番でかけましょう。
この原理は鶏胸肉を柔らかくする「ブライン液」と同じテクニックです。浸透圧の効果を高めるために、砂糖・塩の順番でかけましょう。
【参考】
ブライン液(水・塩・砂糖)で柔らかくなる!?鶏ムネ肉のヘルシー甘酢あんかけ
4-3 鍋でじっくり
忙しいときや時短を行いたいときなどは、炊飯器の保温モードで行うと短時間で出来ますが、今回は「鍋」でじっくり火を通しました。
「余熱」でじっくり火を通すことで「肉が固くなる」ことを防ぐ効果があります。肉は高温になると固くなるため、あえて弱火・余熱でじっくり調理することで「柔らかい」鶏ハムを作ることが出来ます。
※ 鶏肉の観音開きの仕方・肉を巻くときのポイントは動画をご覧下さい。
まとめ
今回は、通常の鶏ハムとは一味違ったレシピを紹介しました。とても柔らかく、そしてコクもあり大変美味しいメニューです。また、マヨネーズ・わさび醤油などの相性もぴったりです。
おかず・おつまみなどにぴったりですので、ぜひ試してみて下さい。