フライパンで作る、手作りのまるごとバナナ(再現)をご紹介します。
「スポンジケーキ」生地を、オーブンを使わずフライパンで美味しい味に仕上げるため、いくつかのポイントを押さえます。フライパンで作ったとは思えないくらい満足感があり、また材料も少なく手軽にできるレシピになっていますので、ぜひ試してみて下さい。
フライパンでまるごとバナナ
1 材料
卵(常温) 1個
グラニュー糖 30g
薄力粉 30g
無塩バター 30g
生クリーム 100ml前後
グラニュー糖 8~10g
バナナ 1本
※ グラニュー糖は上白糖(ふつうの砂糖)で代用可です。また、生クリームは泡立て済みのものを使うとより簡単です。
2 作り方
① ボウルに全卵(常温)を入れ、ハンドミキサーで混ぜる。
② 次にグラニュー糖を加えてモコモコと白くなるまでハンドミキサーで混ぜる。その後低速にして1分ほど混ぜ、キメを細かくする。
③ 薄力粉を加え、ヘラに持ち替えてさっくりと混ぜたあと、溶かした無塩バターを加えて軽く馴染むくらいにさっくり混ぜる。
④ フライパンにキッチンシートを敷き、③の生地を入れる。蓋をして7~8分ごく弱火にかける。その後ひっくり返し、裏面も蓋をして5分ほど、ごく弱火にかける。
⑤ 生地を取り出して冷ましたあと、生クリーム・バナナを乗せて包む。
※ スポンジケーキ生地はフライパンで返すのが難しいため、下記のテクニックを使って簡単に返します!
3 YouTubeの料理動画でご紹介
※ 特に今回は「返し方→包み方」と流れで簡単に作るポイントをご紹介しています!
4 レシピのポイント
今回は特に「スポンジケーキ生地」を簡単に返す方法にスポットを当ててご紹介します。
この方法を使うとフライパンで「見た目・味」ともに満足の生地ができますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
まず、キッチンシートの上に生地を流し込み、底が固まるまで「ごく弱火」で焼きます。火が強いとすぐに焦げてしまうため、気を付けながら焼きましょう。
返す際は一回火を止め、キッチンシートの両端をつまんでお皿などに移します。
そして、生地の上にもう一枚キッチンシートを被せ・・・
フライパンを上に乗せて、ひっくり返します!
最後にキッチンシートをめくると、崩れやすいスポンジケーキ生地も、しっかりと返すことが出来ます。
また補足として、生地が焼けたあとにキッチンシートを剥がさず具を乗せることで、シートを使って簡単に包むことができます。
本家と比べ材料も少なめのため、少しナチュラルな味に仕上がっています。
※ お好みでチョコレート・クリームチーズなどのアレンジをしても最高です!
おまけ
今回は「簡単さ」に加え、「スポンジケーキ生地」で作ることにこだわったレシピです。
実は、他の方が作っているレシピを見ると、多くの方がホットケーキミックスを使っていました。理由は、ホットケーキミックスを使うと材料も少なく、またスポンジケーキ生地で作ると崩れやすくフライパンで返しにくいためです。
確かに、ホットケーキミックスを使うほうが簡単です。
しかし!
それは「まるごとバナナ」の食感ではなく、ホットケーキミックスの食感であり、
本家はやはりスポンジ生地!
ということで、フライパンでスポンジ生地を美味しく・見てすぐに作れるよう苦戦しました笑
今回の返し方は、少し前にフライパンでブラウニーを作った時に使ったテクニックで、その方法を使っているときに、「これはスポンジケーキの生地もいけるのでは?」と思い試作したところ・・・
上手に焼けました!
※↑ フライパンで作ったブラウニー。フライパンで作ったとは思えないような見た目と味にこだわりました。
家にオーブンが無くても、手軽に本格的なスポンジケーキ生地が焼け、そして生クリームとバナナを乗せると、子供のころに一度は憧れた「まるごとバナナ」(再現)ができます!
ちなみに、生地はフライパンサイズのため、本家より少し大きいです笑
お好みの大きさにカットしてお召し上がりください笑
まるごとバナナ まとめ
今回は、まるごとバナナをご紹介しました。
オーブンを使わずフライパンで簡単に作れるうえに、口に入れたときの満足感・そして何より「食感」がかなり本家に近いレシピです。
ひとりで贅沢に作るも良し、お子様に作ってあげるのも良し、そしてパーティーにも良し(?)ですので、ぜひ試してみて下さい。