豚こま肉で作る、酢豚のレシピ(肉・甘酢あんのレシピ)を流れでご紹介します。
特に今回は、ご家庭だと固くなりやすい豚肉を、ある工夫を用いて「柔らかジューシー」に仕上げたいと思います。ご家庭で作りやすい上に、作った時の感動が大きく味わえるレシピに仕上がりましたので、ぜひ試してみて下さい。
酢豚の作り方
1 材料(2人分)
豚ロース薄切り(豚こま肉) 300g
◇しょうゆ 小さじ1.5
◇紹興酒(または酒) 小さじ2
◇砂糖 小さじ1
ねぎ 1本
片栗粉 適量
サラダ油 適量
塩 適量
☆酢 大さじ3
☆砂糖 大さじ3
☆しょうゆ 大さじ1.5
☆紹興酒(または酒) 大さじ1.5
☆水 大さじ1.5
☆鶏ガラスープの素 小さじ1/4
☆片栗粉 小さじ1程度
2 作り方
では、酢豚の作り方をご紹介します。
特別なテクニック(火加減のタイミングを見極める)などは必要なく、肉や甘酢あんの作り方も「見て実践しやすい」ものになっていますので、一緒に見ていきましょう。
まずはじめに、薄切りの豚肉にしょうゆ・紹興酒・砂糖を加え、15分ほど漬け込みます。
今回のポイントとして「薄切りの豚肉」を使用し、後述する方法を使います。薄切りの豚肉はブロックを使うよりもはるかに「味が染みやすい」ため、柔らかくジューシー感ある豚肉に仕上げます。
そして漬けている間に野菜を切り
甘酢あんのタレをあらかじめ混ぜます。
甘酢あんは、酢・しょうゆ・砂糖・水に加え、紹興酒・鶏ガラスープの素をアクセントに少し使うことで、香りとコクのある甘酢あんに仕上がります。
そして薄切りの豚肉が漬けおわったら、ポイントとして薄切りの豚肉を丸型に巻きます。
豚肉を巻いてボール状にすることで、ブロック肉を使うよりも柔らかく、そしてジューシーで味の染みた酢豚になります!
片栗粉を覆いて揚げることで、ボール状の形を保ったまま料理出来ます。
なお、「薄切り豚肉が小さい!」場合は
1つの豚肉を、もう1つの豚肉で包むイメージで丸めると、、、
ほとんど違和感なく豚肉を丸め包むことができます!
豚肉が丸め終わったら、1㎝くらい油を敷いたフライパンで豚肉を揚げ焼きにします。
(若干油跳ねが強いため、油の量を少なめにすると揚げやすい印象です)
大体5分~くらいで中まで火が通りました!
あとは、もう1つのフライパンに薄く油を敷いてネギを焼き、
ねぎを一旦取り出して、甘酢あんを弱火にかけてトロミを付けます。
甘酢あんを火にかける際は、全体をよく混ぜながら火にかけると片栗粉がダマになりにくいです!
そしてとろみが付いたら豚肉・焼いたネギを入れ
仕上げに中火にかけます。
最後は「甘酢あんの水分を飛ばすようなイメージ」で、少し強めの火にかけながら混ぜると、しっかりと肉や野菜に甘酢あんが絡みます!
豚肉がとても柔らかく、味も染み、コクのある甘酢あんとしっかり絡みます。
(なお今回は、豚肉に少しテクニックを使っているため、野菜は負担のかからないネギのみにしました。お好みでピーマン・たけのこ・レンジにかけたニンジンなどを加えてみて下さい)
3 酢豚の作り方まとめ
1 豚ロースに◇を加え、15分ほど漬ける。
2 豚肉を漬けている間に野菜を切り、☆を合わせておく。
3 豚肉を丸型に巻き、片栗粉を付ける。
4 1㎝程度油を敷いたフライパンで③を5分ほど揚げる(火の通りは必ず確認しましょう)。
5 薄く油を敷いた別のフライパンでねぎを焼き、一度取り出す。その後②の調味料をかき混ぜながら弱火にかけ、とろみを付ける。
6 とろみが付いたら豚肉・ねぎを入れ、中火にかけながら絡める。塩で味を調整する。
★ポイント
① 薄切りの豚肉を漬けこみ、丸く巻く
→ ブロック肉よりも味が沁みやすく、柔らかい食感に仕上がります
② 甘酢あんに紹興酒・鶏ガラスープの素
③ 最後は中火で絡める
【材料 2人分おさらい】
豚ロース薄切り(豚こま肉) 300g
◇しょうゆ 小さじ1.5
◇紹興酒 小さじ2
◇砂糖 小さじ1
ねぎ 1本
片栗粉 適量
サラダ油 適量
塩 適量
☆酢 大さじ3
☆砂糖 大さじ3
☆しょうゆ 大さじ1.5
☆紹興酒 大さじ1.5
☆水 大さじ1.5
☆鶏ガラスープの素 小さじ1/4
☆片栗粉 小さじ1程度
※ 紹興酒は料理酒で代用可(香りが大幅に変わるため、個人的には紹興酒推奨です!)
酢豚の作り方 まとめ
酢豚の作り方・肉を柔らかジューシーにするテクニック・甘酢あんのレシピを流れでご紹介しました。
コクと酸味の効いた甘酢あんと豚肉の組み合わせが、ご飯をとても進ませる一品になっています。多少豚肉を巻く手間はありますが、その分柔らかさと美味しさが生まれるレシピになっていますので、ぜひ試してみて下さい。