今回は、鶏胸肉を使ったなんちゃって香草焼きの作り方をご紹介します。
通常は数種類のハーブ・オーブンで作る香草焼きですが、今回は調味料も少なく、またフライパンひとつで簡単に仕上げます。簡単でありつつ、カジュアルフレンチのような凝った味・しっとりした食感が出来るレシピになっていますので、ぜひ試してみて下さい。
鶏胸肉のなんちゃって香草焼き
1 材料(2人分)
鶏胸肉 1枚(250g)
☆マジックソルト 小さじ1
☆砂糖 小さじ1/2
☆料理酒(or日本酒、焼酎でもOK) 小さじ2
パン粉 適量
サラダ油(オリーブオイル) 適量
2 作り方
① 鶏胸肉を削ぎ切りにし、フォークで表裏各8回くらいずつ穴を空ける。
② 袋に①、☆を入れてよく揉みこみ、10分置く。
③ 取り出した鶏胸肉に、パン粉をしっかりと付ける。オリーブオイルを敷いたフライパンで、両面に焼き色が付くまで中火で焼き、その後弱火で中まで火を通す。
3 YouTubeの料理動画でご紹介
4 レシピのポイント
今回は作り方を簡単にしつつ、鶏胸肉をしっとりとした食感に仕上げるレシピです。材料が少ないぶん、ポイントを押さえることが大事になってきますので、一緒に見ていきましょう!
まずはじめに、鶏胸肉を削ぎ切りにしてフォークでしっかりと穴を空けます。
削ぎ切り・フォークで穴を空けることは、どちらも鶏胸肉の筋繊維をほぐし、パサパサ食感を抑える効果があるため、削ぎ切りにしてしっかりと穴を空けましょう。
次に、今回は調味料としてマジックソルトを使います。
マジックソルトは塩・複数のハーブ・うまみ調味料の役割を1つで担います。マジックソルトは、複数のハーブをひとつひとつ揃えるよりも安く・そして手に入りやすい印象です。
マジックソルトを使う際の注意点として、マジックソルト単体であると「甘み・肉を柔らかくする」役割が不足します、そのため、砂糖・酒を加えてよく揉みこみましょう。
※ 酒は鶏胸肉を柔らかくし、しっとりさせる効果があります。
そして漬け込んだら、パン粉を直接付けます。
そして、油を少し多めに敷いたフライパンで焼けば完成です。
パン粉は油をよく吸うため、油が足りなくなったら少しずつ油を足しましょう。
本格的な香草焼きに比べて「なんちゃって」要素が強い作り方ですが、しっかりと凝ったような味・しっとり食感が特徴のレシピに仕上がりました!
5 忘備録・私的メモ
★ ある日、しっかりとした香草焼きが作りたいと思いスーパーのスパイスコーナーへ行ったところ、単品の「バジル」が売っていないことに驚きました。
★ さらに、バジル・オレガノのようなハーブは無いものの、「マジックソルト」は沢山並んでいることにびっくりしました(なぜだ・・・!?)
★ そこでマジックソルトを試したところ、意外にも凝った味に仕上がり、しかも普通にハーブを揃えるより「安い」ことも魅力だったため、マジックソルトを使って簡単な香草焼きを作った次第です。
昔からマジックソルトがあることは分かっていましたが、一部のスーパーでは単体のハーブが売っていないことに「時代」の変化を感じました(笑)
ちなみに、これで90円は、、、安い(笑)
なんちゃって香草焼き まとめ
【point】
① 鶏胸肉は削ぎ切り+フォークで穴
② マジックソルト
③ 砂糖・酒で揉みこんで漬ける
今回は、なんちゃって香草焼きの作り方をご紹介しました。
鶏胸肉を使っているためヘルシーであることに加え、凝ったようなしっかりした味・しっとりとした食感が満足できるレシピです。夕飯はもちろんのこと、お弁当などにも向いていますので、ぜひ試してみて下さい。