チャツネは、主にインド料理で使用する万能調味料です。
チャツネはカレーに入っている調味料のイメージですが、実際はどういった調味料であり、どういった使い方ができるのでしょうか。
そこで今回は、チャツネについて詳しく紹介します。また、チャツネはカレー以外にも沢山のバリエーションがあるため、チャツネの使い方なども合わせて紹介します。
1 チャツネとは?
チャツネとは、果物や野菜に香辛料を加えて煮つめて作るペースト状の調味料です。インド料理には欠かせない調味料であり、主に「野菜のコク」を出すために使います。
種類としてはマンゴー・パパイヤといった甘いものから、中には青唐辛子や生姜を効かせて作った辛味のあるタイプまで様々あります。
一般ではあまり有名ではありませんが、特にカフェ・レストラン・ホテルなどでは「簡単にうま味が出せる」として大変重宝されている調味料です。
2 チャツネの使い方
2-1 カレー
インドでは、カレーにチャツネを加えることは一般的です。
カレーの材料とチャツネの材料は殆ど同じのため、相性は抜群です。市販のカレールーでカレーを作る際、チャツネを大さじ1~2杯入れるだけでコクが劇的に変わります。
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2-2 ビーフシチュー
ビーフシチューもチャツネとの相性が良いです。チャツネを入れることで、長時間も煮込まずとも深みとコクが出るため、時短にも繋がります。
特にビーフシチューは、トマトのチャツネやフルーツチャツネとの相性が最高です。
2-3 ピザ
ご家庭でピザを作ると、どうしても市販のトマトソースやミートソースでは大味になってしまいます。そこでチャツネを入れることにより、ピザにコクを生み出します。
また、チャツネ自体がヘルシーなため、チーズの脂っこさをまろやかにします。
使い方としては、ご家庭で作るときの隠し味として塗るほか、市販で売っている出来合いピザや冷凍ピザに隠し味として少量塗ると大変美味しいです。
2-4 パスタ
パスタにチャツネを入れることで、バリエーションが豊かになります。
クリーム系パスタはチャツネとの相性があまり良くないですが、ミートソース・ジェノベーゼ・ぺペロンチーノといったバスタとは相性が抜群です。
特に、辛味のあるチャツネを入れることによって「大人っぽい自然な辛さ」が出るため、とてもおすすめです。
2-5 その他
☆チャーハン
☆炒め物
☆コンソメスープ
☆チキンライス・オムライス
☆ハンバーグ
特に、トマト・ケチャップ・スパイス料理との相性が良いです。チャツネは料理の幅が広いため、ぜひ様々な料理に試してみて下さい。
3 チャツネの種類
3-1 チャツネの味
チャツネには沢山のフレーバーがあります。チャツネの味によって加わるコクに個性が生まれますので、ぜひ興味のある方は参考にしてみて下さい。
・フルーツ →何にでも幅広く合う
・パパイヤ →玉ねぎを長時間炒めたような甘み
・マンゴー →果実の甘みが強調
・トマト →上品な甘みと酸味
・唐辛子 →大人っぽい辛さ、ほのかな酸味と苦味
・ナス →甘みと上品な苦味がアクセント
3-2 チャツネを作る
チャツネは様々な野菜・果物・スパイスを長時間煮込むため、材料を集める手間や調理時間はかかりますが、作ることも出来ます。
自分好みのコクやブレンドが作れる面白さがありますので、もし興味があればぜひ挑戦してみましょう。
3-3 チャツネを手に入れる
チャツネは、使いきりタイプがスーパーのカレーコーナーに置いてあります。また、最近では北野エース・成城石井・カルディーといった店で簡単に買うことができます。
チャツネの知名度・チャツネ自体の使いやすさの影響もあり、色々なお店で見かけるようになりましたので、ぜひ探してみて下さい。
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チャツネとは・使い方 まとめ
チャツネは、加えるだけで簡単に「何時間も野菜を煮込んだようなコク」をプラスする調味料です。また、幅広い料理にも使うことができます。
ご家庭では出せないような「旨み」が簡単に出せる調味料ですので、ぜひ一度チャツネを試してみて下さい。そしてチャツネがご家庭にある方は、ぜひ様々な料理に使う・チャツネの種類を変えるなどのアレンジをしてみて下さい。
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