当時はポピュラーだった塩くじらですが、今では大変貴重な食材となりました。塩くじらは高たんぱく・低カロリーと栄養豊富であり、大変美味しい食材です。
しかし塩くじらは「塩気が強過ぎる」ため、少し食べにくい特徴があります。
そこで今回は、塩くじらの食べ方・レシピについて紹介します。この方法を使えば、ちょうど良い塩気で食べることができますので、一緒に見ていきましょう。
1 塩くじらの食べ方
塩くじらは、①くじら肉全体にたっぷりの塩を振り②ビニール袋に包んで冷蔵庫で一晩寝かせるといった作り方をします。そのため、塩分がとても強いことが特徴です。
そのため、「薄くスライスしたあと、熱湯をかけてから焼く」ことをおすすめします。薄くスライスすることで塩分が出やすくなり、また熱湯をかけることで塩分を溶かすことができるため、スムーズに塩分を抜くことができます。
2 塩くじらの使い方・レシピ
「薄くスライスしたあと、熱湯をかけてから焼く」食べ方が一般的ですが、塩くじらの塩分の濃さを活かした使い方があるため、それも合わせて紹介します。
2-1 塩くじらのスープ
塩くじらのスープでは、あえて塩分を抜かず、塩くじらのダシと塩分をそのままスープの味として活かします。
①塩くじらをスライスした後、塩分を抜かずに焼く
②塩が吹き出したタイミングで塩くじらを器に移し、熱湯を入れる
③コショウ、ネギをふって完成
2-2 塩くじらのパスタ
塩くじらの塩分を抜かずに、塩くじらの塩分をパスタの味付けとして使います。つまり、塩くじらをアンチョビのように使用します。
①塩くじらをスライスした後、塩分を抜かずに焼く
②フライパンにオリーブオイルを敷き、鷹の爪、ガーリックを少量入れる
③茹でたスパゲッティー、焼いた塩くじらを入れる
④仕上げにパセリ、コショウをかけ完成
2-3 塩くじらの混ぜご飯
塩くじらの塩分でご飯を味付けするため、とても美味しく味わえます。
①塩くじらをスライスした後、熱湯で塩分を抜き焼く
②炊き立てご飯に焼いた塩くじらを混ぜる
③大根おろしを乗せ、刻みネギ、少量のめんつゆ、七味唐辛子をかけて完成
塩くじらの食べ方 まとめ
1 塩くじらはスライスしたあと、熱湯で塩分を抜いて焼く
2 アレンジレシピ
2-1 スープ→塩分を抜かない
2-2 パスタ→塩分を抜かない
2-3 混ぜご飯→塩分を抜いて使う
塩くじらは、基本的には塩気が強いため塩分を抜きますが、あえて塩気を活かす場合もあります。食卓に、そしておつまみなどにぜひ試してみて下さい。