フライパンで作る、ミニチョコレートケーキの作り方をご紹介します。
今回はオーブン不要、そしてスーパーで買える食材のみで「ケーキ生地・チョコレートコーティング」を一連で行います。
手作り感に加えて「ちょっぴり高級感」が出るケーキになっていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
フライパンでミニチョコレートケーキ
1 材料(4~5個)
★生地
卵 L1個
グラニュー糖 30g
薄力粉 30g
無塩バター 30g
★コーティングチョコ
板チョコ 1枚(50g)
オリーブオイル(サラダ油) 小さじ1
★シロップ
水 小さじ1
グラニュー糖 小さじ1
ブランデー・ラム酒など 小さじ2
チョコクリーム(ソントンなど)
トッピング(アラザン・カラーチョコ)など
※ 未成年の方などは、シロップで使うアルコールを「水小さじ1」で代用すると良いです!
※ 今回はハートの型(100均で購入)を使用しました。
2 作り方の流れを確認
今回の工程は、以下の3ステップに分かれます。
①フライパンで生地作り
②シロップ作り
③コーティング用のチョコレート
ポイントをしっかりと押さえて、フライパンと身近な材料でチョコレートケーキを作りましょう!
(細かい作り方は下記にまとめています!)
まずはじめに、混ぜた生地をフライパンで焼きます。
フライパンで生地を焼くポイントとして、まずはオーブンシートを敷いたフライパンでフタをして弱火にかけます。
そして片面が焼けたら、一度生地を取り出し
もう一枚オーブンシートを被せて
フライパンを重ねてひっくり返します。
こうすることで、割れやすいスポンジ生地をしっかりと返すことが出来ます!
そして粗熱が取れたら、型を使ってくり抜いていきましょう。
2つ目のポイントとして、生地にシロップを塗ります。
フライパンで焼いた生地は少しだけ表面がカリっとしているため、シロップを生地に塗ることで「しっとり」とさせます。
また、少量のアルコールを加えると「高級感」のある香りを出すことができます。
仕上げのコーティング用チョコを溶かす際に、3つ目のポイントとして「油」を加えましょう。
実は、板チョコは溶かしたあと普通に冷やしても「うまく固まらない」ため、本来は「テンパリング」という工程を行います。
しかし、温度調整が難しいこと等もあるため、今回は「油」を入れることで、チョコが冷えたときに固まりやすい状態・テカリが出る状態に出来ます。
あとは生地にチョコレートをコーティングして冷やし固め・・・
チョコクリームを塗った生地に重ねて完成です!
手作り感もありつつ、シロップでしっとりさせた食感・香りがアクセントになり、ちょっぴり高級感のある味に仕上がりました!
また、板チョコのカリっとした食感・チョコクリームのしっとりした食感がとても心地よいです♪
3 作り方
★生地
※ 卵を常温にする。無塩バターを溶かす(500wのレンジで40秒~)。
① 常温にした卵をボウルに入れてハンドミキサーで泡立てる。途中でグラニュー糖を2回に分けて入れ、モコモコとするまで高速で3分ほど泡立てる。その後、低速で1分ほど混ぜてキメを整える。
② 薄力粉をふるい入れ、ヘラでさっくりと混ぜる。溶かした無塩バターを2回に分けて加えて都度混ぜる。
③ フライパンにオーブンシートを敷き、②の生地を入れる。フタをして弱火で約7分加熱する。裏返したらフタをした状態で、7分弱火で加熱する(裏返し方は上記参照)。
④ 粗熱が取れたら、型を使って生地をくり抜く。
★シロップ
⑤ 水・グラニュー糖・ブランデーを混ぜ、500wで30~50秒加熱する。よく混ぜて④の生地に塗る。
★チョココーティング
⑥ 板チョコを刻み、湯せんにかける。チョコが溶けたらオリーブオイルを加え、よく混ぜてなじませる。
⑦ 焼いた生地の半分をコーティングし、冷蔵庫で冷やし固める。
★仕上げ
⑦ チョココーティングしていない方の生地にチョコクリームを塗り、コーティングしたチョコを重ねる。
忘備録・私的メモ
★ バレンタインデーのレシピで、「家にオーブンがないけれども本気で本命が作りたい」という要望が実は意外と多く、色々と試行錯誤をしました( ´艸`)
★ そして色々と試行錯誤をした結果、以前作ったフライパンでまるごとバナナのレシピを応用し、「フライパンで作った」とは思わせないしっとり高級感あるケーキに仕上げました!
※テンパリング(溶かしたチョコを固めるための技術)をどうするか苦戦した結果、見てすぐに実践でき、そして上手にできた「オリーブオイル」を加える方法を採用しました。
フライパンでミニチョコレートケーキ まとめ
今回は、フライパンでミニチョコレートケーキの作り方をご紹介しました。
特別な調理器具・特別な材料を使わずに作ることが出来る、まさに「手作りの贅沢」なレシピです。フライパンで作っているため、一口で食べきってしまう大きさになりますが、それを一口で食べきったらそれはそれで「贅沢」ですので、ぜひ試してみて下さい。
※2022.7.21 調理工程を少し修正(水・砂糖とともにブランデーも入れて一緒にレンジにかけると、アルコール分が飛んでより食べやすくなります)