白麻婆豆腐(マーボー豆腐)の作り方・「辛み」を出すポイントをご紹介します。
「白」を保ったまま麻婆豆腐を作るということで多くの工夫を行った結果、さっぱりしつつコクのある味・すっきりした辛さが特徴のレシピに仕上がりました。
飲み干したくなるような中華の味を出すポイントに加え、白を保ったまま「辛さ」を出すポイントも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
白麻婆豆腐(マーボー豆腐)の作り方
1 材料(2~3人分)
木綿豆腐 1丁(350g)
豚ひき肉 100g
ねぎ 1/2本
にら 1/2束
☆水 200ml
☆紹興酒 大さじ2
☆みそ 小さじ2
☆砂糖 小さじ1.5
☆塩 小さじ1~
☆鶏がらスープの素 小さじ1/2
☆おろししょうが 適量
ごま油 適量
水溶き片栗粉 (水 大さじ1、片栗粉 小さじ1~2)
乾燥の唐辛子(ホール) 3本
※ 乾燥の唐辛子はスーパーのスパイスコーナーにて120円ほどで手に入ります!
※ 紹興酒は料理酒で代用可(香りが大きく変わるため、紹興酒推奨です!)
2 作り方
麻婆豆腐というと「赤や黒」などが一般的のなか、今回は白い色を保ったままコク・そして「辛み」を出します。
とはいいつつ、特別な材料等は使用せずに作ることができますので、一緒に見ていきましょう!
(作り方の概要は下記にまとめています。)
まずはじめに、ニラ・ねぎ・豆腐を切ります。
次に、合わせ調味料を作ります。
このときに紹興酒を使うことで、中華料理特有の香りを出すことが出来ます(紹興酒は、スーパーの「お酒売り場」で手に入ります!)
また、隠し味に「味噌」を使うことで、白い色を保ったままコクのある味を出します。
そして今回最大のポイントとして、乾燥の赤唐辛子(ホール)を使います。
これはスーパーのスパイスコーナーで120円ほどで手に入るため、比較的手に入りやすいです!
この唐辛子の先端を切り、種を取り出します。
そして、唐辛子の種を調味料に加えます。唐辛子の種を取り出して加えることで、白を保ったまますっきりした辛さを出すことが出来ます。
(唐辛子の本数で辛さの調整をお願いします。)
調理の準備ができたら、まずは豆腐を水で2~3分茹でます。
豆腐を一回茹でることで、形崩れしにくくなります。
そして一度フライパンを綺麗にし、多めのごま油で唐辛子を弱火にかけます。
唐辛子だけを火にかける時間を作ることで、白い色を保ったまま唐辛子の辛み・香りを油に移すことが出来ます。
あとは唐辛子を取り出して(取り出した唐辛子はトッピングに使用します)
そのままひき肉・ねぎ・ニラを炒めます。
その後、豆腐を加える前に調味料を加え、とろみを付けます。
先にとろみを付けることで、豆腐の形崩れを防ぎます。
あとは、豆腐を加えて煮詰めます。
少し黄色みがかった白が、食欲を掻き立てます。
仕上げは中火~中弱火に火力を上げて煮詰めましょう!
味噌・紹興酒のコクがありつつ、唐辛子の種・香りを移した油が辛みを演出します。
特につゆが大変美味しく、ご飯にかけるも良し、飲み干すのも良しの味に仕上がりました!
3 白麻婆豆腐の作り方 まとめ
① にら・豆腐は一口大に切り、ねぎは小口切りにする。
② ☆の調味料を混ぜる。唐辛子の先端を切り、種を取り出して調味料に加える。
③ 豆腐を茹でる。沸騰したお湯で2~3分、豆腐がぶるぶる震えるくらいまで茹でて一度取り出す。
④ ごま油を多めに敷いたフライパンに唐辛子を入れ、数分弱火にかける。唐辛子を取り出し、「豚肉→ねぎとにら」の順で炒める。
⑤ ②の調味料を加えて弱火にし沸騰させる。水溶き片栗粉を加え、混ぜながら弱火にかけてとろみを付ける。
⑥ 仕上げに豆腐を加え、中火~中弱火で数分煮る。
★ポイント
1 コクと香りを出す
→ 味噌・紹興酒
2 辛みを出す
→ 唐辛子の種を使う・油に香りを移す
【材料 おさらい 2~3人分】
木綿豆腐 1丁(350g)
豚ひき肉 100g
ねぎ 1/2本
にら 1/2束
☆水 200ml
☆紹興酒 大さじ2
☆みそ 小さじ2
☆砂糖 小さじ1.5
☆塩 小さじ1~
☆鶏がらスープの素 小さじ1/2
☆おろししょうが 適量
ごま油 適量
水溶き片栗粉 (水 大さじ1、片栗粉 小さじ1~2)
乾燥の唐辛子(ホール) 3本
白麻婆豆腐の作り方 まとめ
白麻婆豆腐の作り方をご紹介しました。
白い色を保ったまま工夫を行った結果、少しさっぱりめでコクのある味・そしてすっきりした辛さが特徴のレシピになりました。とても食べやすく、そして食欲が進むレシピになっていますので、ぜひ試してみて下さい。