「刺身・丼」両方に合う漬けマグロの黄金比をご紹介します。
しょうゆ・みりん・酒とシンプルな材料で作るなか、特に今回は最短10分位の漬け時間で、しっかりとした香りやうまみを出すポイント・黄金比を押さえます。
そのまま食べてよし、そして何よりホカホカのご飯に乗せてよしの食欲をそそるレシピになっていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
漬けマグロ・たれ 作り方
1 材料(作りやすい分量)
マグロ 約200g
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ1.5
料理酒 大さじ2
※ 丼にする場合はお好みでご飯・シソ・卵黄など
2 作り方
材料自体はとてもシンプルなレシピのなかで、今回は①アルコールを飛ばす、②調味料の黄金比について詳しくご紹介します。
マグロを用意します。
マグロはスーパーで売っている普通の刺身用のほか、ぶつ切りのマグロ・少し時間が経ってしまったマグロ(理由は後述)でも美味しく作ることが出来ます!
まずはじめに、みりん大さじ1.5・料理酒大さじ2を弱火にかけ、アルコールを飛ばします。
注意点としては、火が強い・長時間火にかけると「水分」も一緒に飛んでしまいます。
そのため、弱火でゆすりながらアルコールを飛ばし、1~2分くらい(少し沸騰する程度)で火を止め、器に移して冷ましましょう。
またマグロの黄金比は、今回は以下の割合で作ります。
しょうゆ:みりん:料理酒
3:1.5:2
実は、多くのレシピ本で見る割合は「3:1:1」などが一般的です。その中でこの割合を黄金比にした理由として、以下のことが挙げられます。
①熱したときにアルコール分が少し飛ぶ
②3:1:1のレシピは「保存食」の面も兼ねており塩気が強い
実は、漬けマグロの発祥は江戸時代で、マグロを日持ちさせるための保存食でした。
塩気が多ければ多いほど保存に向いていること、その名残から、多くのレシピは塩気が少し強めに作られている印象でした。
しかし私自身、
「保存食として何日も日持ちさせるよりも、美味しく食べたい!」
と思ったこと、
そして何より「そのまま食べる・丼にする」どちらも大満足できるレシピにしたいと思い、塩気を減らし甘さと風味を加えました。
この割合で作ると、漬け込み時間で塩気は多少左右されますが、刺身・丼どちらでも美味しく召し上がることが出来ます。
3 作り方とポイントまとめ
① みりん・酒を1分ほど弱火にかけ、アルコールを飛ばす。この際、火にかけ過ぎると水分も飛んでしまうため、短時間でさっと行う。
② ①にしょうゆを加えて混ぜたあと、マグロを入れて冷蔵庫で漬ける。
※ 漬け時間は、10分前後の短い時間から美味しく食べることが出来ます。
※ 漬けた状態のまま冷蔵保存することで、通常の刺身よりプラス1日ほど長持ちします(鮮度によって多少前後します)。
【材料】
マグロ 約200g
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ1.5
料理酒 大さじ2
しょうゆ:みりん:料理酒=3:1.5:2
4 YouTubeの料理動画でご紹介
漬けマグロの作り方 まとめ
漬けマグロの作り方をご紹介しました。
漬けマグロは調味料で塩気・香り・コクを加えるため、ぶつ切りのもの・日が少し経ってしまったものを美味しく食べる方法としても便利なレシピです。
また、このレシピは「思い立ったら作る」ことができるくらい簡単なレシピになっていますので、ぜひ試してみて下さい。