今回は、チーズの中でも手作りしやすいカッテージチーズの作り方をご紹介します。
発酵や難しいテクニックは必要なく大変簡単に出来るチーズであり、クリームチーズのような爽やかな食感と味が持ち味のチーズです。ぜひ参考にしてみて下さい。
カッテージチーズの作り方
1 材料
・牛乳(乳脂肪3.6以上) 1000ml
・レモン汁 大さじ4
・塩 小さじ0.5
※ しょっぱいものに合わせる場合は塩・ハーブソルトなど、甘いものに合わせる場合はハチミツなどを加えると、さらに美味しく召し上がれます。
2 作り方
★加熱
① 鍋に牛乳、塩を入れ、中火にかける。
② 沸騰する直前で弱火にし、レモン汁を入れてよく混ぜる。
③ レモンと牛乳が混ざったら火を消し、約10分置く。
★分離
④ 小さい粒粒ができ、脂肪分と液体が分かれたタイミングで、キッチンシートを2重に敷いたザルに空ける。
⑤ ザルに空けた状態で1~2時間置いて水分を分離して、完成!
※ 下記で画像を付けて詳しく解説します。
3 youtubeの料理動画でご紹介
4 レシピのポイント
今回はレモンを使って乳脂肪分を分離させ、チーズを作ります。
まずはじめに、沸騰直前まで温めて塩を混ぜた牛乳に、レモン汁を入れます。
この際、温度が低い(50度以下)と脂肪分と液体が分離できないため、沸騰直前まで温めましょう。
そしてレモン汁を入れてよくかき混ぜます。
そして10分後、お玉に白い「粒粒」が見えます。これが分離できた脂肪分です。
また液体部分も少し薄くなっています。
仕上げに、キッチンシートを敷いたザル(下に、液体を受け止めるバット等を敷きましょう)に先ほどの牛乳を入れます。
そして1~2時間すると、このようにチーズができます!
なお、分離した液体の部分は「ホエー」と言い、とても健康に良いためカルピスで割る・マリブやカルーアで割るなど、余すことなく堪能しましょう。
補足 カッテージチーズの食べ方
カッテージチーズは、色々な食べ方があります。
一番シンプルで美味しい食べ方は、生ハムと合わせてフランスパンに乗せることです。ほのかに酸味のあるチーズと生ハムの相性は抜群です。
他にもシーザーサラダ・サンドイッチ・和え物・お菓子やケーキ・ラザニア・グラタン・ピザ・パスタなど、応用も効くので、ぜひ自分好みのアレンジを試してみて下さい。
カッテージチーズの作り方 まとめ
今回は、カッテージチーズの作り方をご紹介しました。
クリームチーズのような味と食感で大変美味しく、応用も利くレシピになっています。本格チーズは発酵・温度管理等がありますが、このチーズは手軽にできる魅力がありますので、ぜひ試してみて下さい。